薬剤師資格をもつ意外な著名人②ミステリーの女王"アガサ・クリスティー"
こんばんは。
児童福祉系OLのゆいこです。
日本初の薬剤師ドラマ、木曜ドラマ"アンサング・シンデレラ"が延期となってしまい、先日、薬剤師の友人が少し残念そうにしていました。
私も楽しみにしていたので残念ですが、放送されるその日まで、薬剤師にまつわる話を取り上げて楽しみに待つことにします。
先週は、薬剤師資格をもつ意外な著名人①で、コカコーラの創業者、ジョン・ペンバートンをご紹介しました。
薬剤師資格をもつ意外な著名人①コカコーラの生みの親"ジョン・ペンバートン" - ゆいこと小鳥と鈴と〜児童福祉系OL日誌〜
今日はその第二弾として、この方をご紹介します。
ミステリーの女王と言われる、アガサ・クリスティーです。
意外と言えば意外、ですが、よく考えたら納得な方です。
実は私、子どもの頃から母親の趣味もあり、アガサ・クリスティーの作品は何冊も読んでいたので、馴染みのある存在です。
彼女は第一次世界大戦中には薬剤師助手、第五次世界大戦中にはボランティアの薬剤師として戦地に赴いたそうです。
それは、薬剤師の資格をとるまえのこと。
尽くす精神に溢れた人だったのかなと想像されます。
そして戦地から戻り、調剤薬局に勤めながら薬剤師試験の勉強をして資格を取得しました。
戦地に赴く前にも小説は書いていましたが、本格的にデビューしたのは、戻ってきて薬剤師の資格を取得した後のようです。
彼女の作品には、青酸カリ、モルヒネ、ジギトキシン、ストリキニーネといった薬が、トリックの一部として良く出てきていました。
文字だけでは一見すると難しいように感じる内容です。
ですが、子どもながらに映像が目の前にあるかのように伝わってきて、スラスラと読むことができた印象があります。
今思うとそれは、彼女が資格を持っていて、専門的知識があったからこそ。
さらには、彼女自身の戦地での経験も生きていたのかもしれません。
実体験に勝るものはないでしょう。
こうやって書いていたら、なんだか久しぶりに彼女の作品が読みたくなってきました。
せっかくなので、電子書籍上で少し探してみたいと思います。
ちなみに私が好きな作品は、"アクロイド殺し"。
最後の最後に、まさかの展開が待っている、衝撃をうけて20年以上経った今もその時の感覚を覚えている作品です。
長い在宅には、読書も良いですね。