保育士による"絵しりとり"ならぬ"折り紙しりとり"をやってみた結果。ー折り紙のねらいー
こんばんは。
児童福祉系OLのゆいこです。
テレビ電話(ZOOMなど)を利用した"絵しりとり"あることを、先日初めて知りました。
SnowManというジャニーズグループが行っている動画があり、その動画から私は知りました。
会社への出勤がなくなり在宅勤務やstay home中の友人と話していると、何か少しでも楽しめることはないかという話に必ずといっていいほどなります。
そこに繋がるように、この"絵しりとり"を何か別の形でできないものかと考えて、保育士ならではの"折り紙"を使った"折り紙しりとり"を思いつきました。
"折り紙"は、今のような室内にいなければならない時に、大活躍する教材の一つです。
今日は"折り紙しりとり"のやり方と共に、"折り紙"をどんなねらいで保育の場に取り入れているか、簡単にまとめてみたいと思います。
"折り紙しりとり"のやり方はこちらです(オリジナル)
そもそも"絵しりとり"とは、しりとりを絵で行うものです。
なので、その折り紙バージョンとして行うのが、"折り紙しりとり"です。
- 待ち時間は1人5分
- 次の人を指名して作った折り紙を見せる
- 作った人と指名された人以外の人は、目を伏せて見ないようにする
- 最後に答え合わせをする
待ち時間5分は、物によってはつくる時間がかかったり、そもそも調べて作ることもあるので、通常より多めの時間設定にしています。
実践した結果がこちらです♪
百聞は一見にしかず。画像でお見せします。
つる
るびー
いか
かめ
めだか
意外にも繋がってうまくいきました。
折り紙をするねらいとは?
保育現場での折り紙のねらいは、年齢によって異なります。
ちなみに、年齢によって異なるというのは、折り紙に限らず他の活動でも同じくです。
折ったりちぎったりするという動きは、大人が思う以上に難易度が高いものです。
これは一例ですが、
- 0、1歳児・・握って潰れる感触や音を楽しむ
- 2歳児・・・好きな色を選ぶ楽しさ、破る感触や音を楽しさを感じる
- 3歳児・・・折ることで作品をつくる楽しさを感じる
- 4、5歳児・・好きなものをおる楽しさと達成感を味わう
3〜5歳児においては、"集中力を育む・想像力を養う・達成感を味わう"がねらいともなるかと思います。
さいごに
実際に行ってみると、思った以上に難しかったです。
5分という時間が絶妙で、出来るかどうかのギリギリのラインといったところでしょうか。
思いついたものが、実際に作ることが出来るとは限らないので、そこが難点であり面白さでもあります。
そして何より感じたことは、大人であっても子どもに対してのねらいである、"集中力を育む・想像力を養う・達成感を味わう"が当てはまることを体感しました。
考え想像し、集中して取り組み、出来上がった時の達成感はとても大きなものがありました。
手軽さは"絵しりとり"だと感じますが、趣向を変えてやる面白さはあったので、友人や職場の同僚と今後さらに取り組んでみたいと思います。