児童福祉系OLゆいこのライフスタイル日記

中堅保育士のライフスタイル・保育観を中心に日々思うことを書き連ねます♪

エシカルな保育所を目指して〜ロスフラワーからのチャンスフラワー〜

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こんばんは。
児童福祉系OLのゆいこです。

7月が始まりました。年度で考えた時の4分の1が過ぎているという時の経つスピードのはやさに、驚きを隠せません。

さて、毎月の保育者側の定例の行事と言えるのが、月1回の職員会議です。基本的には子どもたちの情報共有や行事の内容や進捗確認、保育や行事に関する意見出しなどをメインに行なっています。そこに今年度は、”エシカル保育所を目指す”というテーマがあるため、保育者自身に毎回そのテーマに合う”ネタ”を見つけてきて発表してもらう、という時間を設けることにしました。

エシカル保育所を目指す”というテーマについて、勉強して実際に動いていきたい思いはもちろんですが、保育者というものは私見ですがおおよそがその仕事にとても思い入れがあり、ある種”保育バカ”という言葉をつけても良いほどの人が多くいます。そのため、保育の業界にどっぷりハマるがゆえに、度々世間とは離れ過ぎてしまい、世間知らずな状態に陥りやすい面があると感じることが度々です。そんな状況を少しでも緩和できるように、テーマに合わせて色々と調べる中で世の中の今の動きを知る機会になれば、という考えから始めることにしました。

今回一人の保育者が見つけてきたのは、”ロスフラワー””チャンスフラワー”という廃棄される花に関しての話です。

”ロスフラワー”というのは、茎の長さが短かったり、花が咲ききって需要としては少なく店頭に置けない、規格外で花屋から廃棄される対象となる花のことを言うそうです。そして、規格外だからといってまだ見頃であるのに廃棄される、そんな”ロスフラワー”を楽しむために提供されるようになっている花のことを”チャンスフラワー”と言うそうです。

ここで大事なことが、それを知ってでは私達はどうするか?ということです。

施設内では常に、子どもたちに自然・植物・花からも季節を感じ取ってほしい想いから、花を飾ることを意識的に行っています。その花を”チャンスフラワー”にしてはどうかという話になりました。ちょうど、都内の各所で不定期に販売されるその販売スケジュールが、サイト上にカレンダーで展開されていました。なので、販売される場所の近くに住んでいたり、行き帰りで立ち寄ることが出来る保育者で分担して、可能な限り”チャンスフラワー”を取り入れていけるようにすることにしました。

保育の中で子どもたちには、”じゃあ、それを知ってどうする?””次はどうしたら良いと思う?”と考えて行動に変えることを促しています。保育者も同じように、どうするかを考えて行動にすることが大事。思いや願いは行動に移してこそ意味をなすものとして、”エシカル保育所を目指す”そのために、日々行動に移します。

今後も引き続き、エシカルな取り組みの発信をして行きたいと思います。
ではまた。

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