会社員生活を終えるおじいちゃんへ、孫からプレゼント。
こんばんは。
児童福祉系OLのゆいこです。
今日、5歳時のCちゃんが一生懸命に黙々と折り紙で大量のチューリップの花を作っていました。
普段は、戸外で駆け回って遊ぶことが好きで室内にいることはほとんどないので何かあるのかな?と見ていると、担任の保育士が教えてくれました。
Cちゃんのおじいちゃんが、今日で会社員生活を終えるとのこと。
お疲れさまでしたのご飯会を夜に家で行うらしく、その前にお迎えに来たおじいちゃんに渡すために、折り紙で花束を作ろうと思いついて作っていたということでした。
そしてお迎えの時間。
「お迎え来たぞー。」
と、玄関に来たおじいちゃんに、背中の後ろにチューリップの花束を隠しながら近づき、
「おじいちゃん、おつかれさまでした。」
と渡した瞬間、おじいちゃんの目には一気に涙が溢れてきました。そして、ありがとうの言葉と共にCちゃんを思い切り抱きしめたのです。
私達保育者も皆で、お疲れさまでしたとお伝えさせていただき、「ありがとうございます」と話しながら、帰っていきました。
心温まる瞬間に、私達保育者も思わずうるっとしてしまいました。
こういった素敵な瞬間に立ち会う度に、保育者という仕事の尊さを感じます。
その瞬間を良き形で子どもや保護者の方たちが迎えられるようなお手伝いを、これからもしていきたい。
心からそう思う、8月の終わりでした。