2月の始まり、保育も事業であることを改めて実感する時期です。
こんばんは。児童福祉系OLのゆいこです。
慌ただしく1月が過ぎて、2月が始まりました。1月は年末年始の休みからリズムを立て直して流れに乗る時期。2月はいよいよ、新年度に向けての準備が本格的に始まる時期です。特に、4月から小学生にあがる5歳児は、期待がよります時期で、日々そわそわとする様子も見受けられます。
そんな2月は、管理職をしている立場としては、保育も事業であるということを改めて実感する時期です。それは何故かというと、小学生にあがる5歳児以外にも、転園する子ども達がいるからです。その理由の多くは、保育料にまつわるものです。
当施設は株式会社が運営しているため、ありのまま正直にお伝えすると、公立園よりも保育料は高くなります。これは、当施設に限りなく、他の私立園や株式会社運営の保育施設が、ほぼほぼ該当するものです。そのため、公立園に合格して転園する子どもが毎年数人おります。このことに関しては、何も言うことはありません。生活が第一。削れる支出は削るに越したことはないと思います。むしろ毎年、本当はこの園で5歳児までを過ごさせたかったと、残念な想いを吐露しながら去っていく保護者の方が多い事に、感謝の気持ちで一杯になります。
こういったことがあると、当然、定員割れの可能性が出てきます。保育施設も選ばれる時代。保育料はもちろん、その保育内容に応じて、保護者の方々は数ある園の中から選んで子どもを通わせます。当施設は保育者・スタッフの頑張りもあり、幸いにも定員割れをするということはありませんが、会社が運営している以上、定員割れをするとマイナスが出てくるため、運営そのものにも関わってきます。
これが、私が保育も事業であることを改めて実感する理由です。
生々しい話をしてしまったかなと思いますが、一保育士として現場で働いているときには感じることのなかった思いであり、保育という仕事も世の中の他の仕事と何ら変わらず、世の中を動かす大事な事業の一つであることが少しでも伝わるように。そんな思いで今日はこの話について書くことにしました。
そして綺麗事ではなく、保護者の方々が日々仕事に邁進してつくっている大事なお金を頂くからには、それに見合う、それ以上の保育をすることが、私たち保育者の責務の一つでもあること。それを改めて自分自身噛み締めながら、また明日からの仕事に努めて活きたいと思います。