【新年度へ向けて】子どもたちの自立心を促す日々♪
おはようございます。
児童福祉系OLとして日々奮闘している、ゆいこです。
3月31日。
今年度最後の一日の始まりです。年度の切り替わりは、私の職場も例外なく慌しい日々となります。
私の勤める施設では、0歳児から小学校6年生までを預かる場があるため、今の時期は特に賑やかになっています。
会社に勤めるお父さん、お母さんをもつ小学生の子どもたちも通ってくるからです。とは言え、今は状況が状況のため、例年より少なくはあります。
そんな年度替わりであるこの時期は、言わば子どもたちの学年が1つあがる記念の時。嬉しさが大きくある中で、0歳児からみていた子どもたちが小学校にあがる瞬間は、特に感慨深いものがあります。
その小学校にあがるまでの3年ほどを、幼児期というのですが、この幼児期の終わりまでに育ってほしい姿として、"自立心"というものがあります。
私たち、児童福祉系の仕事の指針となる"幼稚園教育要領""保育所保育指針""幼保連携型認定こども園・保育要領"で"自立心"について、このように触れられています。
身近な環境に主体的に関わり様々な活動を楽しむ中で,しなければならないことを自覚し,自分の力で行うために考えたり,工夫したり しながら,諦めずにやり遂げることで達成感を味わい,自信をもって 行動するようになる。
(引用元:https://www.mext.go.jp/content/1384661_3_3.pdf)
言葉として、"育ってほしい姿"としてあげられていますが、実際には育つように考え、努める日々を私たちは送ります。
ただこの"自立心"については、管理職という立場柄、後輩にあたる先生たちを指導する際にこんな風に話すことが度々あります。
"私たち大人は、自立しているか?自立心をもって今動いているか?"
私自身はこの仕事をする上で常々、"何かをすることも大切だけれど、みせることがより大切"と考えています。
今は豊かな教材が揃い、ツールも便利になっています。だからこそより、私たち大人自身が、主体的に関わり、考え、行動すること。
そして何よりも、背中をみせる、みせられる大人でいることが大切だと思うのです。
"自立心"をもって子どもたちが羽ばたくことを願うと共に、明日からまた、"自立心"を促す日々の始まりです。
今日は閉園、閉館までいる最後の子どもを見送るために少し遅くの出勤です。
今年度ラスト一日。
最後までしっかりと努めあげたいと思います。