児童福祉系OLゆいこのライフスタイル日記

中堅保育士のライフスタイル・保育観を中心に日々思うことを書き連ねます♪

【中堅保育士の体験記】保育士のライフスタイル"管理職としての朝の時間"

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こんばんは。

児童福祉系OLのゆいこです。

 

私は学生時代の同級生より少し早く管理職という立場になった為、同級生から度々その管理職という仕事についてきかれることがあります。

 

一番の変化は、責任者という立場になったこと。

母体は株式会社なので最終的な責任は会社にあるのですが、その施設で起きることの責任は基本的に全て負う立場です。

 

では、具体的に行う仕事内容は何か。

そこをきかれることが多いので、今回は起床後から開園して朝の会が始まるまでの時間に行うことを纏めてみたいと思います。

 

6時45分:起床後、社用携帯とニュースチェック

まず、社用携帯に保育士、スタッフから欠勤などにまつわる連絡が入っていないかと一番に確認します。

 

基本的には自身で調整するようになっていますが、厳しい時には私が手を尽くすようになります。

 

ニュースは天気予報はもちろん、時事的な内容や経済的な内容、省庁や区、地域関連の最新情報も併せてチェックします。

 

また、一般常識的な面で、保育にまつわること以外の内容もしっかりと頭に入れておかないと、保護者や対外的な方との関わりをする場面において、困ることがあります。

 

また、私自身が保育士になる時に、その世界のことしか知らずにいる自分になることに、社会から距離ができる怖さを感じたこともあって、この辺りは学生時代から意識していました。

 

8時00分:出勤後、当日の登園児童と保育士配置・活動内容・郵便物・メール・申し送り内容チェック

週3日や4日で登園する子ども、一時利用で登園する子ども、遅れて登園する子どもなどがいて毎日同じ人数ではありません。

 

各クラスのその日の登園児童を見直して、保育士配置に問題がないかを改めてチェックします。

それと同時に、各クラスのその日の活動予定(日案週案)もチェックします。

 

施設に届いた郵便物の中には、広告関連だけではなく、区からの知らせや地域のイベントの知らせが含まれている可能性もある為、見逃さないようにしっかりと確認します。

 

そして、会社(本部)からのメールと、前日の申し送り内容のチェックです。

 

私から他の保育士やスタッフに周知しなければならない内容がないか、そこは要確認です。

 

申し送り内容については、内容によっては朝登園してくる子どもの受け入れ時に、保護者とコミュニケーションをとる必要があるかもしれないので、ここも重要です。

 

出勤後のこの時間が、まず一日の始まりとして、集中して情報整理と把握をする必要がある時間です。

時間がタイトな為、場合によって判断力も問われます。

 

8時20分:玄関周りの様子を確認しながら、子どもや保護者とコミュニケーション

玄関はまず施設の顔となる部分です。

掃除が行き届いているかはもちろん、危険物(例えばガラス、タバコの吸殻など)が落ちていないかなど確認をします。

 

そして、登園してくる子どもや保護者とコミュニケーションをとります。

 

もちろん、受け入れに関しては基本的に保育士たちが行いますが、いざという時にスムーズに話せる関係づくりとして、顔を付け合わせて挨拶だけでもするその時間を、大事にしています。

 

日々、顔(表情)を見ているだけでも、体調面や精神面におけるちょっとした変化に気づくこともできます。

 

私が一年目に勤めた施設の管理職の立場にあった方が、子どもや保護者と積極的にコミュニケーションをとられていた方で、良い信頼関係を築かれていた姿をみて、真似ているということがあります。

 

先ほど、玄関は施設の顔と言いましたが、その点においては、管理職の立場も同じだなと思います。

 

8時50分:保育士、スタッフ向けの朝礼

  • 会社や区・省庁からの知らせ、前日の申し送り内容における共有事項。
  • 朝の受け入れ時によって出てきた共有事項(子どもの体調面や投薬の有無など)。
  • 各クラスの児童数と当日の活動内容

 

これらを中心に保育士、スタッフ同士で情報共有を行い、子どもたちとの朝の会の流れになります。

 

さいごに

上記では書いていませんが、保育士やスタッフとのコミュニケーションを取ることも、大事なポイントとして行っています。

 

管理職という立場になって変わったことは、施設全体のことを把握しなければならないので、より広い視野で物事をみて考えて、判断するようになったことでしょうか。

 

当たり前のように過ごす朝の時間ですが、文字起こししてみると、2時間強の時間内に様々なことを行っていることを改めて感じました。

 

保育士という仕事は、イメージとして一番に身体を使う仕事だと思います。

もちろん身体も使いますが、個人的には頭を使う仕事、という風に私は捉えています。

 

一瞬一瞬で先をみて考えて判断しなければならない場面が多々訪れますし、朝の数時間だけでもそれがかなり行われます。

 

今後、テレワークの日々から戻る上で、こうやってまとめてみて自分自身の中でも整理ができてとても良かったです。

 

管理職という立場だからこその経験については、今後も都度まとめていきたいと思います。