児童福祉系OLゆいこのライフスタイル日記

中堅保育士のライフスタイル・保育観を中心に日々思うことを書き連ねます♪

【中堅保育士による保育士のライフスタイル・体験記】保育士になるための道、方法とは

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こんばんは。

児童福祉系OLのゆいこです。

 

例年と違いstay homeで過ごすゴールデンウィーク

 

高校時代の友人と久しぶりにやり取りをしていて、ふと、高校3年生の今頃は、大学進学に向けたラストスパートの時期だったことを思い出しました。

 

部活も最後の年ということで追い込んで燃えており、勉強と部活の両立に四苦八苦していました。

 

そうやって思い返した時に、ふと考えました。

AIやITの技術が進歩しても今のところはなくならないという話をきくこの保育士(人対人で臨機応変な動きが求められるという理由が大きいようです)の仕事。

 

毎年嬉しいことに、色々な所で行われているなりたい職業ランキングに必ず入っているかと思います。

 

その中で、なりたいけれどなる方法がわからない方も多いのではないでしょうか。

 

そう思い、参考までに私の体験記を纏めてみることにしました。

あくまで個人の経験であることを、前提として読んでいただければ幸いです。

 

保育士になる上で選ぶ道や方法は大きく3つあります

  1. 4年制大学・短期大学・専門学校に進学して必要単位を取得し、卒業と共に資格授与
  2. 保育科のある高校に進学して勉強し、卒業時に国家試験を受けて資格授与
  3. 完全に独学で勉強し、国家試験を受けて資格授与

 

この3つがある中で、高校生当時の私が知っていたのは1の方法だけだったため、自然と進学の道を選びました。

 

最短でなるのであれば、3の方法かとは思います。

 

ただ、保育士の国家試験は6科目で6割以上の成績をおさめ、プラス2分野の実技試験に合格する必要があり、その合格率は約20%とされています。

 

一度合格した科目は3年は有効なため、3年かけて資格をとる方もいるようです。

 

4年制大学に進学して資格取得をした私としては、着実にクリアしていけば、資格取得の確率が高く一番スムーズに取得ができるのが、1の方法かなと思います。

 

私が4年生大学を選んだのには理由があります

その理由は、大きく3つあります。

 

  1. 大学進学を高校の担任に勧められたから
  2. 指定校推薦があったから
  3. 4年間かけてゆっくりじっくり学びたかったから

 

1、2に関してはかなり個人的な理由です。

 

1.大学進学を高校の担任に勧められたから

私が通っていた高校はいわゆる進学校と呼ばれる高校。

 

体感になりますが約1こ95%は進学し、うち約80%は4年制大学で残りは短期大学、専門学校にいっていました。

 

ちなみに、同じ部活で別のクラスだった成績優秀な友人は、専門学校を希望した所、担任の先生から呼ばれて大学進学を説得されていました。

 

この辺りに関しては、進学校あるあるかもしれません。

 

2.指定校推薦があったから

継続的に同じ高校出身で必要な成績をその大学で修めていると、その出身校に対しては"指定校推薦"として、優先枠がとられます。

 

通常の試験より時期は早く年内に行われ、試験自体も大学によったかと思いますが、私の出身大学は、作文のみの提出だったことを記憶しています。

 

"指定校推薦"は、ある種学校代表としてうけるので、ある程度の成績が必要となります。

 

幸いにも私はその成績や基準、条件を満たしていたため、"指定校推薦"でいち早く合格を決めることが出来ました。

 

もちろん、それまでの日々には努力が必要です。

 

ただ、周りの友人はまだまだ受験が続くという状態だったため、少しの居心地の悪さはありましたが、私も家族も気持ちは楽に卒業までの日々を過ごすことが出来たと感じます。

 

3.4年間かけてゆっくりじっくり学びたかったから

こちらは本当に簡単に説明します。

 

保育士資格の取得に際しては、該当の科目の単位の取得と施設実習が必須となります。

 

施設実習は、保育園や幼稚園、その他の児童福祉施設(児童館、障害児保育施設など)などでの実習です。

当時それぞれ2回ずつ、計6回の実習を行いました。

 

ちなみに、私は幼稚園教諭の資格も取るために幼稚園での実習がありました。

保育士資格のみだとなくなるかと思います。

 

この単位を取得する科目数や実習の数は、あくまでも保育士資格の取得に必要なものなので、4年制大学と短期大学で年数が違うからといってかわるものではありません。

 

4年分の内容を半分の2年におさめることは、かなりハードです。

 

実際に同じサークルで短期大学に通う友人は、いつも課題やテスト、実習に追われていたように思います。

 

大学を決める際、2年では忙しなさを感じたことと、2年経ったらもう社会に出るのかと考えたらイメージが全くわかなかったことがあり、4年制を選びました。

 

幼稚園教諭に関しては、年数により取得できる資格に差がありますが、保育士資格にはそれがないので、自分の状況や性格など合ったものを選べば良いのではないかと思います。

 

学ぶ内容にも差がないことは、言うまでもないでしょう。

 

さいごに

保育士や児童福祉関係の職業以外の友人と話している時に、時折、『保育士ってどうやってなるの?』ときかれることもあり、そういった点からも今回簡単に纏めてみました。

 

同業の方や私にとっては当たり前であっても、そうでない方にとっては、専門職ということもあり、ある種ベールに包まれた部分も多いのかなと思います。

 

とりとめのない内容ですが、何かの参考になれば幸いです。

 

"こんな講義が面白かった"

"実習先での体験談"

"児童福祉系の仕事あるある"

 

など、また随時お届けしたいと思います。